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2024/05/17 20:56 |
ただいまあ~。
こんにちは! ご無沙汰、どころでなく、蒸発状態で
たいへん失礼しました。ようやくネット環境に復帰いたしました。

 8月中旬から、PCの調子が悪くなり、しばしばフリーズする、何かというとエラーチェックが始まりいつまで待っても完了しない、キーンと金属音がひどい、その他諸々の症状が現れ、知人に見てもらったところ、これはハードディスクがダメになっているだろうということで、量販店で新しいHDを見つくろってもらって交換。さてPC購入時についてきたXPをインストールしようとするのだが、うまくいかない。古いからダメなのか? 仕事もあるからなんとか早く解決したいと思い、エイッとばかりXPホームエディションを新規購入(高かった・・)。なのに、うまくいかない。マイクロソフトに問い合わせても、ハードの問題だという。知人は3日間格闘したのだが、ついに本体を、PCの発売元ツクモに持ち込むことにした。それが8月26日。東京へ送って故障を調べ、見積もりを出すのに2週間かかるという。ガ~ン。私、どうしたらいいの状態。

 しかし不思議なもので、ここまではっきりダメになると、人間なんだかちょっとアキラメルものらしく、パソコンのない手持ち無沙汰が、私に様々な変化をもたらした。まず何はともあれ本を手に取る。手紙やはがきを書く。ふとんを干したり、懸案の模様替えをしたり。パソコンがなくなってみると、身の回りに「なくてもいいもの」が結構色々あるような気がしてきて、気になっていた片づけものがドンドンはかどる。片づけものって、どこか1か所始めると、関連してあっちもこっちも着手することになる。一瞬、手がつけられないほど散らかるのだが、半日後には、す~っきりとしてくる。探していたものが次々、見つかる。PCの故障を発端とする「生活環境改革」は、現在も着々と進行しつつある。ああ、私って、こんなに創意工夫にあふれた思い切りのいい人間だったのだ、と、自分を見直しているのである。
 このかん、最低限のメール送受信だけは娘のパソコンで、どうにか可能。しかし、基本的な文書ファイルや、連絡先などが自在に使えないので当面の対応しかできない。電話もFAXもありがたいが、しかしやはり、仕事はパソコンなしにはできないことを実感する。

 さて約束の2週間後、修理代がひどくかかるようなら、いっそ買い替えか?と覚悟を決めていたが、ツクモの診断では、15,000円ほどで大丈夫とのこと。新しく買ったHDが基板との相性が悪いことが原因。これをリムーバブルHDで使うことにして、もう1枚、相性のいいHDを購入してセットする、とのことだ。かくして、待望のパソコンが戻ってきたのが9月13日。戻ってきたPCには、なんと!すでにXPがインストールされていた。買わなくてもよかったんじゃないの!ここでは思い切りの良さが裏目に出た。

 さて、それからきょうで1週間。前途多難は始まったばかりである。オフィス2000のディスクが、なぜかどうしても見つからず、これまた新規購入。オフィス2007。ワードも、エクセルも、これまでと微妙にちがう。メールソフトも、古いヴァージョンはダウンロードできないとのことで、新規購入。何より、これまでMeを使ってきたので、XPもちょっと戸惑うことがある。何もかも見慣れないものばかりで、ちょっとパソコンを敬遠したい気分だったけれど、そうも言っていられない。
 まず、更新が滞っているHPを何とかしなければならない。Web用のファイルをMOに保存したつもりだったが、どうも一部が欠けているようだ。パソコンの先生を派遣してもらって、サーバーからファイルをダウンロード、どうにか元通りの作業環境が整った。メールや、家計簿データは、デスクトップのショートカットをドラッグ&ドロップしてバックアップしたつもりになっていたという、なんともおバカな失敗。アドレス帳のバックアップはどうにかうまくいっていて、回復できたことは不幸中の幸い。などなど、過去3~4年、自己流でちょっとずつ覚えてきたことがほとんどご破算になって、再構築しなければならないわけである。

 PCに関して何が大切なのか、ようやく少しわかってきた。基本的なソフトのディスクがだいじ。IDやパスワード、シリアルナンバーなどを記録しておくことがだいじ。バックアップがだいじ。どういうデータをどのようにバックアップするか、ちゃんとわかることがだいじ。(ショートカットだけ保存したんじゃダメ)。そして、総合的にアドバイスしてくれるひとを、もう一度探さなくちゃ。

 ともあれ、私の生活に、大打撃と転機を与えたPC事件のご報告でした。
まだまだ平時には戻っていません。今後に続く・・・。
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2007/09/21 01:20 | Comments(1) | TrackBack() | 未選択
遅まきながら
スキャン、ということが出来るようになった。
いまさら、と笑うなかれ。2~3年前にも一度、チャレンジしたのだけれど
ものにならなかった。
こんどは大丈夫。これでレッドベリーのHPがまた少し、進化します。 
今回は、「夏の宵レコードコンサート」のご案内にレコードジャケットを、
「植物画入門講座」参加募集には講師・中島さんの作品を、載せました。
見てね! そしてぜひ、この催し、講座にご参加くださ~い。

http://www.akai-mi.com/record-concert2007.html  

http://www.akai-mi.com/seminar-2.html

2007/07/12 00:38 | Comments(1) | TrackBack() | 未選択
祭の夜、小樽にて

久しぶりに小樽へ行った。
水天宮のおまつりで、鮨屋通りもにぎやかだった。

輸入雑貨December3の大きな店構えには驚いた。
昔(って、いつ?・・・1970年代の終わり)、小樽と4丁目プラザ(札幌)に
小さなお店を出してスタートしたはず。店名は奥さんのお誕生日なのね。

そして水天宮・・・。昔(って、いつ?・・・1980年頃)、
弘前を拠点にする「夜行館」という劇団が、境内に小屋架けして芝居を打った。
その後、この劇団が駅裏8号倉庫で公演して、その時の担当は私で、
主宰の笹原茂朱の奥さんで役者の阿修舞(あしゅまい)と私がけんかして、
茂朱さんが最期に「お互い生身ですから」と言って、別れたのだった。
阿修舞は亡くなったと聞いた。役者で参加していた青森だびょん劇場の牧良介さんも
たしか亡くなったのではなかったか。
小樽にまつわる様々なことが、とりとめもなくよぎる。

夜も更けて、グランドホテルからオーセントホテルへ、三々五々のそぞろ歩き。
人影まばらなアーケードに、ストリートミュージシャンの歌声が響いている。

丘のホテルの赤い灯も
胸のあかりも消えるころ
みなと小雨が降るように
ふしも悲しい口笛が
恋の街角 露地の細道 ながれ行く

アーケードのエコーを利用しているとはいえ、
アカペラで歌いきる力量はたいしたものだ。

「悲しき口笛」。
あらためて、美空ひばり9枚組みCDから歌詞を引く。
作詞:藤浦洸、作曲:万城目正。いい歌。

D夫人が、すっと歩み寄ってカンパ。
ああ、私もそうしたらよかったな。

シャンソンの元次郎さんは横浜野毛。
大道芸人のギリヤーク尼ケ崎さんは函館生まれ。
大道の芸は港町によく似合う。


2007/06/21 11:22 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
5月、劇場に入りびたりの記

なんと、5月も終わりですか。
今月は個人的に、舞台、映画、コンサートの集中鑑賞月間でした。
一覧にしてみよう・・・。

5月6日(日)  SKG 「桜襲~さくらがさね」(演劇)
5月11日(金) AND 「ないものおねだり」(演劇)
5月12日(土) 東宝ミュージカル「マイ・フェア・レディ」
5月13日(日) アアシアンクッカ・ライブ
5月16日(水) ラビカ 「アンテナノサキ」(演劇)
5月17日(木) 北翔大学 「三人姉妹」(演劇)
5月19日(土)  ビスコンティ 「山猫」(映画)
          北海道日本歌曲研究会「日本の四季」(コンサート)
          亀石しのぶ 「百年の夢の中で ~覚醒する微睡み」(ひとり芝居)
5月20日(日) ライトマン 「行き止まりに吹き溜まる澱んだ空気は何処から流れ来るのか」(演劇)
5月21日(月) 歌舞伎役者・片岡仁左衛門(映画)
5月24日(木) P3 「天使は瞳を閉じて」(演劇)
5月25日(金) 高木孔美子 「観音力疾走」(ひとり芝居)
5月27日(日) グループ森 「からすの北斗七星」(演劇)
          RUSH 「アイ」(演劇)
          大平信幸+湯浅照子シャンソンライブ「私の巴里物語」  
5月28日(月) 弦巻楽団 「君は素敵」(演劇)
5月30日(水) 五嶋みどり・ロバート・マクドナルド デュオリサイタル 

というわけで、18本。
ミニスペースでのライブ、芝居から、商業演劇、世界的音楽家まで
仕事がらみと個人的趣味ゴチャまぜです。
しかしさすがに1日3本は疲れる。
6月は、今のところの予定、8本。楽しめる範囲でしょうか。


2007/05/31 17:16 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択
移動するひと

アアシアンクッカのライブ終了。
13:30の開場ころからポツポツと雨が降り出し、
客足伸びず。
カンテレ、ギター、様々なフォークフルート、ボーカルなどの
音色が混然となってレッドベリーを鳴らす。
カンテレを弾くあらひろこさんの背後のガラス窓から中庭が見える。
黄色いレンギョウの花、梨の木の新緑と白い花。
雨に濡れてひときわ鮮やか。空間がしっとりと治まった、いいライブだった。

扇柳さんは、坂本龍一プロデュースの音楽祭にオーディションで選ばれて
昨夜、渋谷オーチャードホールで演奏し、
今朝5時起き、スカイマークで帰札して、レッドベリーに直行。
明朝、また東京へとんぼ返りで、彩の国さいたまホールで演奏があるという。

「人間は移動することによって成長する」と誰かが、何かで言っていた。
現在の自分自身は「移動する生活」は出来ないが
たしかに、大きく移動する人を身近に見ると、
何かしら、感覚の奥底が揺れるような感じがする。
先日、バルセロナからやってきて、帯広と札幌でパフォーマンスに参加し
あっという間にスペインに帰っていった友人のH&M夫妻。
2ヶ月に1回ほど、京都からオペラのレッスンでレッドベリーにいらっしゃるT先生。
そういうひとたちと、わずかな時間交わす、わずかな言葉には
とても大きな時空が宿っているようで、背筋がわずかにしゃんとする。
旅する人、移動するひとと会うのは、楽しい。


2007/05/13 23:40 | Comments(1) | TrackBack() | 未選択

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